最終更新 2019年9月2日
こんにちは、建売に住んでいるマド(@floorplan13)です。
マイホームを購入後、入居する前に準備するもののひとつにカーテンレールがありますよね。
賃貸物件だと、カーテンレールは付いているのが普通ですが、マイホームには付いていません。
つまり
取り付け方は自分次第
カーテンレールの取り付け方は主に
☑ 天井付け
☑ 正面付け
がありますが、何も考えずに取り付け方を決めてしまうと、のちのち後悔することになるかもしれません。
今回は、カーテンレールの正面付けによるデメリットとその克服方法をご紹介します。
☑ 正面付けにした場合にどんなデメリットがあるか知りたい人
☑ カーテンレールの取り付け失敗例を見て反面教師にしたい人
カーテンレール正面付け最大のデメリットは「家具と干渉する」こと
カーテンレールの正面付けによる最大のデメリット。
それは
家具と干渉すること
わが家の実例をお見せしながら説明していきたいと思います。
ぜひわが家の失敗を反面教師にしてください!
正面付け失敗する理由はただ1つ:入居前にカーテンレールを付けるから
なぜカーテンレールを正面付けにして失敗すると思いますか?
だって、家具と干渉するなんて最初から分かっていたことです。
それでも失敗する理由、それはただ一つだと思うのです。
ずばり
入居前にカーテンがいるから
言いかえると
がらーんとした部屋を見ながらカーテンレールの付け方を考えるから
もっと言うと
想像力の欠如
胸がいたい・・・
この窓の前に何を置くのかを想像しないまま、カーテンレールの取り付け方を込めているというわけですね。
カーテンレールを正面付けにすると、カーテンレールが壁から10センチ程度せり出してくるので、当然そこに吊るさげるカーテンも前に出てくるわけです。
でも入居前のガラーンとした部屋を見ていると、家具を置いた時にカーテンが干渉することなどきっとどこかにいってしまうのでしょうね・・
それでは、思いっきり家具と干渉しまくっているわが家の実際の様子をご紹介していきます。
失敗例① 腰高窓
まずはわが家の腰高窓です。
こんなタイプの腰高の窓は、ほとんどのお家に1つはあるんじゃないかと思います。
すでにシェルフの上にカーテンが乗り上げていますが、ここに家具が入ってくるとこうなります。
カーテンがジャマ。
なんだたいしたことないじゃん?
と思うかもしれませんが、これが地味にストレスなんです。
このカーテンがシェルフに乗り上げているおかげで、上に物が置きにくいです。
引きずらないように家具を少し前に出せばよいかというと、それはそれで狭い部屋がさらに狭く感じてしまいます
腰高窓の前は、高確率で前に家具がくるので要注意です。
腰高の窓は、特にこだわりがなければカーテンレールは天付けにして枠内に収めると、無用な干渉も防げるし見た目もスマートなのでおすすめです。
ブラインドやシェードは枠内の天井付けと相性が良くてかっこいいですよ!
失敗例② 掃き出し窓
次に掃き出し窓の失敗例を見てみましょう。
腰高窓よりは、窓の前に家具を置くというのは少ない気がしますよね?
ですがわが家の寝室はこんな感じになってます。
カーテンがジャマ!
すみません、取り乱しました。
赤ちゃんを壁側に寝かせるために窓側にベッドを寄せているんですね。
掃き出し窓だからと言って干渉しないとは限りません。
その部屋に家具をどのようにレイアウトするのかにかかってきます。
失敗を防ぐためにできること
せっかくのマイホームですから、できるだけ失敗したくないし、後悔もしたくありませんよね。
では、カーテンレールの取り付け方で失敗しないためにできることはなにか。
1.家具の配置をシミュレーションする
それは
家具の配置をシミュレーションする
これに尽きます。
やはり失敗は、家具の存在を無視して正面付けにするか天井付けにするかを決めているからにほかなりません。
この失敗を防ぐには
この窓の前には何を置くのか?
ということを、各窓ごとに想像するしかないのですよね。
コンセントの場所しかり、窓の位置しかり。
家づくりってどこまでいっても、どれだけ想像できるかにかかっていますよね。
とても難しいことですが、これをせずにおうち作りの失敗は防げないといっても過言ではないと個人的には思っています。
2.窓枠内天井部分に下地を入れておく(注文住宅の場合)
それとも1つ。
これから家を建てるみなさんにぜひしておいてほしいことがあります。
それは
窓枠内天井部分に下地を入れておく
ということです。
実はわが家がカーテンレールをあまり考えもせずに正面付けに決めたのにはわけがあって、
窓枠の天井部分に下地が入っていなかったので、そのままでは天井付けにできなかったんです。
建売はこういう仕様が多いのかもしれません。
もし正面付けと枠内への天井付け、どちらも選べるようにしっかりカーテンレール用の下地を入れておけば、窓ごとに取り付け方を選ぶことができるので
これからお家を建てる方は、ぜひ枠内天井部分に下地を入れましょう!
カーテンレールの正面付け失敗例とデメリット克服方法まとめ
たいしたことないように思えて実はものすごくストレスになってしまう、カーテンと家具の干渉。
これは家具を置く想定の窓にカーテンレールを正面付けにすることによっておこるというお話でした。
私はこの家具とカーテンの干渉、これこそが正面付けの一番のデメリットだと思います。
賃貸物件ではカーテンレールの多くが正面付けなのもあって、なんとなく
カーテンレールは正面付けにするもの
みたいな気がしてきてしまうのですが
面倒でも、ぜひ各窓ごとに最適な取り付け方法を検討してみてくださいね。
これまでの内容をまとめると
☑ 腰高窓だけでなく掃き出し窓も注意!
☑ 天付けで枠内に収めておくとスッキリなのでおすすめ
☑ ブラインドやシェードとの相性も〇
☑ カーテンレール取り付け方法の失敗を防ぐには「シミュレーション」がカギ
☑ これから家を建てる方はぜひ窓枠内に下地を入れよう!
☑ 正面付けと天井付けのどちらでも選べるようにしておくと◎