こんにちは、@floorplanです。
今回の記事は、どうしても自分でマイホームのカーテンレールをDIYしたい!
というDIY初心者のかたのために、簡単に取り付けるためのコツをご紹介します。
自分の手でマイホームを作ることこそがDIYの醍醐味
前回の記事で、マイホームのカーテンレールDIYをオススメしない理由を熱く語りました。
それでも
という方もいらっしゃるはず。
オススメしないというのは、節約目的でやっても労力に見合うだけの効果がないというだけで、自分でつけること自体は否定派なわけではないんです。
むしろ間違いなくステキな経験になります。
そういうつもりでやってみたい、というならぜひに!とも思うのです。
それがマイホームDIYの醍醐味ですしね!
結果として大事なマイホームに穴を開けてしまったとしても、尊い経験になるはず。
とはいえ、DIY初心者でもできるかぎり美しく、少しでも楽に取り付けられたらそれに越したことはありません。
そこで、かつての職人経験をもとに、簡単にカーテンレールをDIYするためのコツをお伝えします。
DIY初心者でもカーテンレールを簡単に取り付ける4つのコツ
では、マイホームのカーテンレールを簡単に取り付けるには、具体的にどうすればいいのか。
2. 伸縮レールを選ぶ
3. 枠内に天付けする
4. 付属のビスは使わない
1つずつ説明していきます。
1. 道具をそろえる
前回の記事でもお伝えしたんですが、DIY初心者であればいい道具をしっかりと揃えましょう。
作業に慣れていない方がちゃんとした道具を使わないと、残念な結末が待っているだけです。
縫い物の初心者の方が安いミシンを買うと、必ずと言っていいほどうまく縫えない。
上糸と下糸を手動で調節する技術がないのに、自動糸調子機能に乏しい下位機種を選んでいるからですね。
DIYも同じです。
初心者ほどしっかりした道具を用意します。
すると、道具があなたを助けてくれます!
具体的には、充電インパクトドライバーと三段の脚立を必ず準備しましょう!
近頃は便利なことに、ホームセンターなどで道具をレンタルすることもできるそうです。
購入するのはちょっと…というかたは、そういったサービスを活用されるといいですね。
脚立は、新築一戸建てならば1つ持っていると役立つので、購入してしまっても良いと思います。
脚立は三段のものをおすすめします。
カーテンレールの取り付けに関していえば、二段と三段では取り付ける際の態勢が変わってきます。
三段あると、二段目に足をかけ、三段目をまたいで内膝で脚立を挟むようにして立つことができます。
出典: https://wowma.jp/item/254105505
経験上この体勢でないと、壁に向かって体重をうまく掛けることができないので、ドライバーでビスを打ち込むときに安定しないんですよね。
ここの安定性が、壁に穴をあけずに済むかどうかの分かれ道です。
10窓以上ともなると体力戦なので、そういう意味でも三段をオススメします。
三段あれば天井付近の取付にも対応できますよ。
2. 伸縮レールを選ぶ
初心者DIYの2つ目の壁は、カーテンレールをカットしなくてはならないということでした。
その工程を省くには、伸縮レールタイプのカーテンレールを選ぶことです。
これならば、窓の幅に合わせてレールを伸ばしたり縮めたりするだけなので、カットする手間がいりません。
ただし、注意することは
✔️ おしゃれなタイプが少ない
という点です。
耐久性については、物理的に二本のレールをつなぎ合わせていることから分かるように、継ぎ目の部分が弱いです。
長くしてレール同士の被りが浅いと余計です。
さらに伸縮レールタイプの欠点は、あまりおしゃれなレールがないことでしょう。
DIYするには便利なのですが、それゆえ廉価感が否めません。
どうせカーテンに隠れてしまうんだし、種類にはこだわらないという方なら、伸縮レールはDIYの強い味方になります。
3. 枠内に天付けする
枠内にカーテンレールを取り付けることで、レールの長さが少し短くなります。
それによって、壁付けにするよりもブラケットの数を減らすことができます。
例えば、ひと窓につきブラケット4つだったのが、枠内につけることで3つになれば、10窓で30個になり、ブラケットを取り付ける手間を10個分減らせます。
ただし、通常のレールの場合は、枠内に収めるためにサイズにカットする必要があるので、その方が手間になってしまいますよね。
そこでオススメするのが、ブラインド・シェード・ロールスクリーンを枠内に天付けする方法。
メリットは
✔️ カーテンもレースも一緒に付けられる
✔️ おしゃれ
枠内取付なので、ブラケットの数も少なくなることが多く、レールのカットも不要。
おしゃれなものが多いし、レールと一緒にカーテンも付けられます。
ダブルシェードなど、一基でレースも付けられるタイプもありますよ。
出典: DIYショップRESTA
枠内に収めると仕上がりがスッキリしするし、家具と干渉しないのもメリットです。
カーテンレールを正面付けにしたら思わぬ失敗をした
デメリットは
✔ 採寸を間違えると最悪付かなくなる
伸縮レールだとなかなかおしゃれなものが見つからないという場合には、シェードやブラインドから選ぶのもいいですね。
普通のレールよりも取り付けが難しいんじゃないかと思われるかたもいるかもしれません。
ですが実際のところは、ブラケットを取り付けてそこに本体をカチッとはめているだけなので、取扱説明書をよく読めばそれほど難しくはありません。
一点だけ、枠内に天付けするときの注意点を。
壁付けもそうなのですが、カーテンレールは必ず下地があるところに取り付けてくださいね。
4. 付属のビスを使わない
最後に、固定用のビスのお話です。
もしカーテンレールを購入したときに付属のビスがついてきたら、それは使わないでください。
かわりに使うのは、軽天ビスです。
種類は、ラッパの28ミリか32ミリの長さのものを選びましょう。
あえて付属のビスを使わない理由は
2.長さが短い場合がある
この二点です。
軽天ビスは、軽量鉄骨に打ち込むことができる、ビスの先端が良くとがっているタイプのビスです。
そのため、石膏ボードと木材にも打ち込みやすいんです。
ビスを変えるだけで取り付けの負担が大きく変わりますよ。
吸い込まれるように打てます。
これも、マイホームに穴をあけずにすむ有効な手段なので、だまされたと思ってぜひ準備してみてください。
また、なぜか付属のビスの長さが短いことが多いのです。
これはいままで取り付けてきた体感です。
石膏ボードの厚みは12ミリが多いので、28ミリ以上あればボードの奥にある根太に1センチ以上打ち込めます。
もっと厚いボードを使っている場合は+αしてください。
ビス自体はそれほど高くありませんし、ホームセンターで手軽に購入できるので、必要量+予備数本を購入しましょう。
ご自身のマイホームに合わせて、1つでもこれらのコツを取り入れることで、バッチリステキなカーテンレールのDIYを楽しんでもらえれば嬉しく思います。
まとめ
✔ 最近はレンタルもできて便利
✔ 脚立は3段がおすすめ
✔ 伸縮レールはカットいらず
✔ だけどおしゃれなものが少ない
✔ 枠内天付けでブラケットの数が減らせる
✔ シェード・ブラインドはおしゃれでカーテン本体もついて一石二鳥
✔ ただし下地がないとつけられないので気を付けよう
✔ 付属のビスではなく軽天ビスに変えるとブラケットの取り付けがぐっと楽になる