こんにちは、floorplanです。
今回はライフラインであるプロパンガスの悪しき習慣についてまとめたいと思います。
建売のほとんどにこの悪しき習慣がはびこっているようなのです。
どういうことなのか、説明していきます。
配管設備の所有権がない?
何千万円ものローンを組み、手に入れたマイホーム。
そのすべてがあなたのもの!・・・
ではないかもしれませんよ。
実は建売の場合、プロパンガスの配管設備の所有権がガス会社にあるというのです。
そしてガス会社を変えたり、プロパンガスの使用をやめるときは、配管設備を買い取らなくてはならないという契約書にサインを求められます。
これはどうしてなのでしょうか。
プロパンガス
わが家のガスはプロパンです。
大きなボンベがドーンと置いてあって一目瞭然です。
たぶんプロパンを選ぶご家庭のほとんどは
✔ 都市ガス引き込み料金が高い
のどちらかの理由だと思います。
わが家は前者なので、購入時点ではプロパンしか選択肢はありません。
そして引き渡しの時点ですでにガス会社が勝手に決まっています。
まあここまでは良いとしましょう。
しかし、実はこれがそう簡単にはできないのです。
ハウスメーカーとガス会社のウィンウィン
このライフライン自由化の時代に、好きなガス会社に変えられないなんてどういうことなのでしょうか。
これには、ハウスメーカーとガス会社のウィンウィンの関係に理由があるんです。
そこでガス会社は、入居者と契約させてもらうかわりに、無償でプロパンガスの配管を敷設するんです。
ハウスメーカーはガス用の配管敷設代が浮き、ガス会社は顧客を獲得できるというわけです。
しわよせは入居者に
しかしこの時点では配管敷設費をガス会社が負担しているわけですから、入居後すぐに解約されては費用が回収できません。
そこで、配管設備の所有権はガス会社にあるとして、解約するならは設備を買い取るように契約をさせるんです。
✖ 自分たちの家なのに配管だけ所有権がないと言われる
✖ 解約も自由にできない
✖ するならお金を払えと言われる
本来はハウスメーカーがガス会社に費用を支払って配管のみ行い、ガス会社は入居者が自由に選べるようにするべきだと思うのですが、両者の思惑が一致しているのでこの悪しき習慣が続いているようなのです。
なんて迷惑な話!
しわよせは全部入居者にまわってきます。
契約を拒否できるのか?
これは実際にわが家が渡された契約書です。
絶対にイヤです。
入居から1年半、まだサインはしていません。
ガス会社の言い分は、
と言っています。
しかし何回読み返してもそんなこと書いてありません。
私たちに支払いの義務はないのでは?
そもそも引き渡しされた時点で、この土地も建物もすべて私たちの所有のはず!
たかが20万かもしれませんが納得がいきません。
本来これはハウスメーカーがガス会社に支払うべき費用のはずです。
このような癒着のような悪しき習慣が続いているおかげで、かってに決められたガス会社しか使えないなんて・・・
ムズムズ。
今後どうするのか
とりあえずすぐにガス会社を変える予定はないので、このまましれ~っと過ごすつもりでおります。
ただ、単価が大幅に値上がりするようなことがあれば、それはまたその時に考えたいと思います。
この問題に直面してから、ネットで同じことに憤りを感じている人が絶対にいるはず!
とおもってかなり読み漁りましたが、思っていたほどの情報が得られませんでした。
今後同じ問題に直面するかもしれないかたの参考になればと思い、筆を走らせた次第です。
使用とともに経年劣化分は支払い金額が減っていくらしいので、いざやめるときに支払ってもいいかなと思えるような金額であれば払うかもしれません。
まとめ
✔ 建売のプロパンガス配管は自分に所有権がないと言われる
✔ ハウスメーカーとガス会社のウィンウィンがそうさせている
✔ 解約するなら設備を買い取るよう契約をせまられる
✔ はらいたくないので抵抗中
✔ 悪しき習慣早くなくなってほしい