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インパクトドライバー | 女性でも上手に使える5つのコツ | DIY初心者

DIYの必須ツールの1つ、インパクトドライバー。
特にマイホームを購入すると、インパクトドライバーが活躍する機会が多いので、一つ持っているととても重宝します。
だけど、日頃から好きでDIYしている方はまだしも、DIY初心者の方や女性にはインパクトドライバーは扱いにくいですよね。

使い方のコツをおさえておかないと、自分がケガをしてしまったり、時には壁に傷を負わせてしまうことも…w
そこで今回は、元内装職人のマドがインパクトドライバーを上手に使うためのコツを5つご紹介したいと思います。
- 新築の壁に穴を開けなくて済む!インパクトドライバーを使う前にするべきこと
- 上手にインパクトを使いこなすための5つのポイント
- インパクトを操るために周辺の道具が大切な理由
- 揃えるならコレ!おすすめの道具
ちょっとしたコツをつかむだけで、インパクトドライバーの使い方が飛躍的に向上します!
おうちでDIYをはじめたいなと思っているDIY初心者の方必見。

インパクトドライバーを制するものはDIYを制す?
DIY必須ツールのインパクトドライバーを上手に使うためのコツ5つ
インパクトドライバーとは、回転に打撃(インパクト)を加えて木部や軽量鉄骨などの硬い素材にもビス留めができる電動のドライバーです。

普通の電動ドライバーは打撃を与える機能がないので、インパクトドライバーとは全くの別物。
『回転+打撃』でビスを打ち込んでいくため、使ったことがある人はわかると思いますが、しっかり構えて力を入れないとドライバーが暴れて壁を傷つけてしまいます。
そこで大事になってくるのが、うまく扱うためのコツをおさえておくこと。
インパクトドライバーの使い方のコツを5つがこちら。
- 適切な道具をそろえる
- 力の入れ方を練習する
- 下穴をあける
- 構え方と体重のかけ方
- 一気に打ち込まない
字面で見るとる当たり前のことのように見えるこの5つ。
これらを意識するだけで扱いやすさはかなり違うと、元内装職人の私が保証します。

DIY初心者の方は、ぜひだまされたとおもって実践してみて!
適切な道具をそろえる〜インパクトドライバーのコツ〜
1つ目は「道具」について。
以前、カーテンレールDIYの記事でもお伝えしたんですが、初心者の方は特に道具が大事です。
インパクトドライバーを上手く使うために下記の3つの道具は適切なものを揃えましょう。
- インパクトドライバー本体
- 脚立
- ビス
インパクトドライバー本体

まずはインパクトドライバー本体。
よく、『いい道具は人を選ばない』と言いますが、できれば安すぎないものを選びたいところです。
ただ、DIYの目的に『節約』を掲げる方は、あまり道具に費用を割けないですよね。

そんな時はホームセンターの工具貸し出しサービスが便利!
有料が多いようですが、会員カードを持っていると無料で貸し出してくれるところもあります。
初めてDIYする方、購入しても今後使うか未定というかたには便利なサービスなので、ぜひ利用してみてください。
脚立

脚立は三段のものをおすすめします。
インパクトドライバーのコツなのになんで脚立?
と思うかもしれませんが、カーテンレールや棚の取り付けなど高いところの取り付けの時は、足場が不安定になります。
できるだけ平地に近い感覚でビス留めができる環境を作るのに、3段の脚立がベストです。

少しかさばるけど、一戸建ての方なら一台持っておくとなにかと便利。
ビス

ビスは軽天ビス(ラッパ)がおすすめです。
軽天ビスは、軽量鉄骨に打ち込むことができるように、ビスの先端をよく尖らせたビスのこと。
1番失敗しやすい最初の打ち込みがスムーズになります。

石膏ボードや木材にも使えて万能選手なので、迷ったらひとまずこれ。
力の入れ方を練習する〜インパクトドライバーのコツ〜
道具がそろったら、次なるポイントは力の入れ方の練習です。
初心者の方がやってしまう失敗の多くは、トリガーを思い切り引きてしまうというのが原因。

練習なしで本番1発すると間違いなく壁に穴が開きます
そこで初心者の方にやってもらいたいのが
ゆーっくり引いてゆーっくり回す練習
車もそうですが、最初って少しアクセルペダル踏んだだけで、ぐっと進んでしまうことありますよね。
インパクトドライバーも同じで、トリガーを引くときの塩梅は少し慣れないとつかめません。
下穴をあける〜インパクトドライバーのコツ〜

3つ目のコツは、下穴をあけること。
石膏ボードの壁なら下穴はなくてもいいのですが、あけておくとより確実です。

この一手間で失敗する確率がぐっと減ります。
直接木部や軽量鉄骨にビス留めするときは、必ず下穴をあけましょう。
穴あけには専用のドリルビットというアタッチメントを使用します。

これを装着すれば、インパクトドライバーがドリルに早変わりです。
ただしひとつだけ注意点が。
あくまでビス留めのガイドとしての役割なので、深く穴をあける必要はありません。
下穴はビスにたいしてかなり細めの穴で十分です。

ドリルビットがない方は、石膏ボードなら、「きり」で穴をあけてもOK。
体勢が大事!構え方と体重のかけ方〜インパクトドライバーのコツ〜
4つ目のコツは、実際にビスを打つときの体勢。
ビス・インパクトドライバー・構えている自分の手・体の方向か壁に向かってまっすぐである必要があります。
どこかに斜めの力が加わっていると、ドライバーに回転を掛けたときにビスがはじき飛ばされます。
ビスの先に向かって力をまっすぐに与える感じで構えましょう。
一気に打ち込まない〜インパクトドライバーのコツ〜
最後のコツは、一気に打ち込まないこと。
『トリガーをゆっくり引いてゆっくり回す練習をしましょう』という話をしましたが、ここでその成果を試す時がきました。
壁に穴をあけてしまう失敗の多くが、打ち込みの最初から全力でトリガーを引いてしまうためにおこります。
まずは打ち込みはじめが大事です。下記の2段階に分けて打つと覚えておきましょう。
- ビスの先端だけ(1/4から1/3くらい)ゆっくり、真っ直ぐ打ち込む
- ビスの残りを体重を乗せて最後まで打ち込む
トリガーを強めに引くのは、後半だけ。
最終的に、石膏ボードの先の木部ビスを固定しなくてはいけませんので、しっかり体重を乗せてください。
体重を乗せていないと、ビスの皿の部分でドライバーが空回りして、ビス頭がなめってしまいます。

木部に達すると、回転に打撃が加わってバリバリバリバリ!』とけっこうな音がします。
コツをつかんでDIY初心者・女性でもインパクトドライバーを上手く使いこなそう!
DIY初心者の方がインパクトドライバーをうまく使いこなすための5つのコツをご紹介しました。
職人の場合は、日々ツールを使い続けるので、経験を積みながら自然とコツをつかんでいきますが、初心者その経験がありません。
だからこそ、しっかり扱い方のポイントを抑えることで、無用な失敗を防ぐことができます。

そこから先は経験あるのみ!
ここまでをまとめると
- インパクトドライバーを上手く使いこなすためには周辺の道具も大事。
- ほとんどの失敗は、トリガーの引きすぎが原因
- ゆーっくり引いてゆーっくり回す練習をして慣れよう
- 下穴をあけることで失敗する確率がグッと減る
節約目的にしろ、趣味にしろ、自分の手で作り上げることってやっぱり楽しいですよね。
この記事が、『これからDIYデビューしたいな!』と思っているみなさんの参考になれば幸いです。

現場からは以上です!!