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カーテンレール正面付けの思わぬデメリットと後悔

カーテンレールは賃貸には付いているけど建売には付いてないことがほとんどです。

わが家の建売は
1. 自分で手配する
2. ハウスメーカーのオプション
カーテンレールの取り付け方は2種類あって、カーテンとの相性、部屋の家具配置との相性があります。
取り付け方による思わぬデメリットも…
わが家もプチ後悔していることろが何ヶ所かあります。
取り付け方によって選ぶカーテンレールや金物も違うし、下地がどこに入っているかによって希望の取り付け方ができない場合もあります。
取り付け方によってカーテンの長さも変わるので、一度取り付けしてしまうとやり直しがしにくい。
後悔と言っても家の基礎とか構造とかと違って少しお金を出せばやり直しがきくところではあるんだけど、知っていれば防げる後悔!
- カーテンレールの取り付け方2種類について
- それぞれのメリット・デメリット
- わが家のプチ後悔(写真付き)
- プチ後悔を解消した方法

わが家の失敗がみなさんのお役に立てば嬉しい。
カーテンレールはどう取り付ける?正面付けと天井付けの違い
カーテンレールの取り付け方は2種類。
- 正面付け
- 天井付け
正面付けは窓上の壁に取り付けるもので、次の画像は2つとも正面付けです。


天井付けは名前の通り天井部分にレールを取り付ける方法です。実際は天井だけではなくて窓枠の上面につける場合も天井付けと言います。
カーテンボックスに付ける場合や、シェード・ロールスクリーンなどを枠の内側に付ける時に天井付けになりますね。
天井付けのメリット・デメリット
- レールにホコリがたまらない
- 窓枠の内側に付けると出っ張らなくて収まりが良い
- エアコンとレールが干渉しない
天井部分に直にレールを取り付けるので、レール上にホコリがたまらずお掃除がラクです。
窓枠の内側に天井付けにすると壁よりでっぱらず収まりがスマート。

シェードやロールスクリーンなどと相性が良いです。
- ドレープカーテンの場合、ボックスがないとレールが見えてしまう
- 日の光が漏れやすい
正面付けの場合はレールが見えないようにカーテンがレールを隠すBフックを使います。
ですが天井付けはそれだとカーテンが天井に擦って開け閉めしにくくなるので、Aフックというカーテンが天井に当たらないフックを使います。

ドレープカーテンを天井付けにするとレールが見えてしまうので、カーテンボックスをつけるか取り付け部分をくぼませたりして工夫する必要が出てきます。
正面付けのメリット・デメリット
- 日の光が入り込みにくい
- カーテンの採寸がしやすい
カーテンレールを正面付けする場合は一般的にレールの長さを窓の幅よりも長くするので、窓を覆うようにカーテンがつきます。
日の光が漏れにくいので、寝室など真っ暗にしたい部屋や遮光カーテンと相性が良いです。
- カーテンが手前にせり出すので家具と干渉する
- カーテン代が高くなる
正面付けの方が天井付けよりもカーテンの面積が大きくなる場合が多いです。それによってカーテンのお値段が少し高くなるかも。
あとは、レールを壁につけることで手前に迫り出したカーテンと家具が干渉してしまうこと。

実はわが家のプチ後悔はこれ。
どういうことかこのあと写真付きでご紹介していきます。
カーテンレールの正面付けはここに気を付けろ!わが家の失敗談
わが家のカーテンレールはほとんど正面付けなんですが、失敗したなぁ…と思う場所があります。
それは『カーテンの前に家具を置く』場所。
失敗例① 腰高窓

見えますか…シェルフの上に乗り上げているカーテン…
ここにさらにピアノが来まして、こうなりました。

カーテンレールを正面付けすると、レールの分カーテンが前にせり出てくるので、このピアノも壁から10センチほど離して置いています。
横のシェルフも、カーテンが乗り上げてしまって上に物が置きにくいんですよね。
この窓はシェードやブラインドにして、窓枠の内側に収まるように天井付けにしたかったとプチ後悔。

腰高窓の前は、高確率で前に家具がくるので気をつけて…
失敗例② 掃き出し窓
次に掃き出し窓の失敗例。

ここは寝室なんですが、赤ちゃんを壁側に寝かせるために窓側にベッドを寄せたらカーテンがジャマになってしまいました。
掃き出しの窓は腰高窓よりも前に家具を置く可能性は低いと思うんですが、こういうこともあります。
これを改善するために、最近この窓のカーテンを交換しました。
それによってめちゃめちゃスッキリしました!

TUISS DECOR製のハニカムシェードに交換しました。こちらの記事で詳しく書いているのでよかったら合わせて読んでみてください。
カーテンレール取り付け失敗の原因と対策
失敗の原因
わが家の場合、失敗の原因は
入居前にカーテンをつけるから
カーテンって基本的に住む前か引っ越すと同時に取り付けるじゃないですか。
つまりがらーんとした部屋を見ながらカーテンレールの付け方を考えるので、『この窓の前にどんな家具を置くのか?』という想像がちゃんとできてなかったんです。
それが失敗の元だったなと思います。
対策① 家具の配置をシミュレーションする
少しでも失敗をなくすために家具の配置のシミュレーションは必須と思います。

家づくりってどれだけ想像できるかにかかっているよなぁと思う
もしお子さんがまだいないうちに家を建てたり買ったりする場合は、産まれたらどんな家具を置くか、配置がどう変わるか、できる範囲で想像してみると良いかも。
収納が足りなくてシェルフを足したり、ベッドを足したりするかも。
対策② 窓枠内天井部分に下地を入れておく(注文住宅の場合)
それともう1つ。
これから家を建てる方は、窓枠内側の天井部分に下地を入れておくと良きです。

実はわが家がカーテンレールを正面付けにしたのは下地が入ってなくて天井付けにできなかったから。
建売はこういう仕様が多いかもしれません。
下地がないところにはカーテンレールは付けられないので、天井付け/正面付けどちらでも可にしておけると後悔少なくてすみます。
予算が許すならぜひ。削るなら取り付け方はよく考えてね!
カーテンと家具の干渉。大したことないように思えて実は地味にストレスなんです。

←これ、ほんと地味だけどすごくジャマなのw

ここの窓すりガラスだし北側だから思い切ってカーテン無しにしちゃおうかなと思ったりもしてます。
曇りガラスやすりガラスならカーテンがついてなくても中は丸見えにはならないから、悩んだら暮らしてみて決めても良いといます。
いいカーテンは高いし、レールも壁に穴を開ける行為ですからね!
これまでの内容をまとめると
- カーテンレールを正面付けすると家具と干渉しやすい
- 腰高窓の前は家具を置くことが多いので注意
- 掃き出し窓もベッドなどと干渉することがある
- 家を建てる方は天井付け・正面付けどちらも付けられるように下地を入れよう
- 丸見えにならない窓ならすみながら考えてもよし
せっかくの新しいおうちなので、後悔を少なくするためにもカーテンレールの最適な取り付け方法をこの機会に検討してみてくださいね。